報恩講シーズン真っ只中です。
報恩講(ほうおんこう)とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の命日に由来するお勤めで、ご本山の西本願寺では1/9~1/16に、我が尊光寺では12/14-15にお勤めを致します。
本山やお寺の報恩講に合せて、すべてのご門徒さんの家々においても、報恩講参り、御正忌(ごしょうき)参り、お取り越しなど、呼び名は様々ですが、報恩講のお勤めを致しております。
本日は、お内仏(お寺の仏壇をおないぶつと呼びます)の報恩講を、仏教婦人会の皆さまと一緒にお勤め致しました。
お仏壇の前に壇をつくり、お餅、お菓子、果物を串盛りでお供え。
近くで見るとこのような感じです。今年も綺麗に盛れましたね。
皆さまで精進料理のお膳を支度していただきます。
さすが婦人会のベテランさま。安定のおいしさです!
赤飯は、親鸞聖人が小豆が好きだったという話によるとも、浄土往生めでたい事からとも言われています。
勤行は正信偈、法話は副住職が「大悲無倦常照我(だいひむけんじょうしょうが)」をテーマにお話いたしました。
「無倦」の「倦」は「倦怠期」でおなじみの文字。阿弥陀さまは飽きずにあきらめること無く、我々に「必ず救うまかせよ」と呼び続けてくださっておられます。
最後に、新しい輪袈裟をおろしました。
住職・副住職、色違いのおそろい(笑…。 やめとけばよかったか。
どうぞ報恩講(12/14~15)にお参りくださいませ。