5/20~21の2日間、ご本山の本願寺(西)では親鸞聖人のお誕生日をお祝いする、宗祖降誕会法要が修されました。
▲こちらは法要の冊子
浄土真宗の宗祖、親鸞聖人は承安3年(1173)年にご誕生になり、90才で往生を遂げられるまで、阿弥陀如来の「必ずすくう、まかせよ」と念仏による救いの喜びを、私たちに伝えてくださいました。親鸞聖人がいなかったならば、私たちは仏に成る道を歩むことができたでしょうか。降誕会は念仏を喜ぶ皆さまとともにその誕生日をお祝いしています。
法要の他に、国宝の南能舞台では、観世流による能・狂言がもようされます。
屋内の能楽堂が多い現在ですが、もともとの姿に近い歴史ある能舞台での能を見る機会は滅多にありませんね。演者の熱のこもった能が観衆を包んでくれるような雰囲気もあり、初心者でも楽しめますから、次の機会にはどうぞご参拝を。
また、例年は国宝の飛雲閣で、藪内流によるお抹茶の接待もあるのですが、本年は飛雲閣改修工事中の為に、安穏殿でのお抹茶接待でした。飛雲閣の工事は檜皮葺の屋根がふき替わり、その様子を外から眺めることができました。
新しい屋根が輝いて見えてましたよ!
来年にはここでお抹茶の接待があるようですので、新しくなった茶室でお茶をいただきに参りたいものですね。
なんまんだぶ。